
■アジア、インドの豆料理
アジアの豆料理としては日本や中国に代表されるように大豆の加工食品が目立ちます。豆腐を筆頭に、納豆、厚揚げ、油揚げ、調味料の醤油や味噌なども大豆の加工品です。また緑豆では春雨やもやしの原料になってくれます。東南アジアなどでも春雨のお料理は多いですし、豆料理もあります。しかしなんといってもよく食べられているのはインドでしょう。ひよこ豆、レンズ豆、キマメがベジタリアンカレーとして煮込まれている光景がよく見られます。とくに肉食を禁じる宗教があるアジア地域では、貴重なタンパク源として、豆が用いられる事が多く、それによって様々なバリエーションがうまれたと言えるでしょう。日本の精進料理で良く見られるような大豆の加工品の数々、そしてインドのカレーに見られる豆の種類には、そうしたタンパク源としての豆の重要な役割が見え隠れするようですね。その栽培のしやすさから、乾燥地帯でも収穫できる豆は、古来より身近な、そして計画的な収穫が見込めるものであったのではないでしょうか。その料理のバラエティの豊かさや加工の技術はそれだけ食に対しての貪欲な感心をみることにつながります。なにせ世界中でも人口の多い国が密集しているのがアジアなのですから。これからの食料確保の面においても、豆は重要な役割を果たして行く物と思われますし、アジアの食はヘルシーであるので、これからもより世界的な人気を保つ事は間違いのないところでしょう。
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